2019-02-27 第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
ここをセンサーを投入するなどして詳しく分析してまいりますと、右の模式図になりますが、このガスチムニー構造の中は、メタンハイドレートが層状に分布している、同時に、そのメタンハイドレート層と付随して硫化水素であるとか炭酸塩みたいなものもあるということが分かってまいっておりまして、このメタンプルームのガスの湧出量というのは、海底から上昇してくるメタンガスがメタンハイドレート化するもの、それから、この硫化水素
ここをセンサーを投入するなどして詳しく分析してまいりますと、右の模式図になりますが、このガスチムニー構造の中は、メタンハイドレートが層状に分布している、同時に、そのメタンハイドレート層と付随して硫化水素であるとか炭酸塩みたいなものもあるということが分かってまいっておりまして、このメタンプルームのガスの湧出量というのは、海底から上昇してくるメタンガスがメタンハイドレート化するもの、それから、この硫化水素
しかし、最新のBSR調査で判明しております、分厚いメタンハイドレート層があるんじゃないかと言われております和歌山―高知沖、そして宮崎―鹿児島沖、こういったところの調査というのは、実はまだでございます。
あわせて、今回の試験海域におけるプレートは十キロ以上の深さに存在していて、メタンハイドレート層というのは海底面から三百メートルですから、それに比べて、十キロというのはかなり下になります。そういったことから、今後のメタンハイドレートの開発により地震が誘発されることはないと考えております。
実際に、ノルウェー沖の海底では、八千年前にメキシコ湾流の流れ込みが原因で発生したと言われる、メタンハイドレート層の大規模な崩壊の跡が残っているわけであります。 メタンハイドレートの事故などの予防措置についてお伺いしたいと思います。 また、東部南海トラフ周辺は、まさに大地震の発生が心配される地域でもあります。
その上で質問に対してお答えをさせていただきたいと思いますが、東部南海トラフ海域におきましては、政府による詳細の調査の結果、同海域におけるメタンハイドレート層に含まれるメタンガスの原始資源量を約一・一兆立方メートルと推定しております。これは、我が国の天然ガスの消費量の約十一年分に相当するものであると考えております。
さらに、今先生から御指摘がありましたような五百メートルを超えるような深さには、メタンが高い水圧のもとにシャーベット状に賦存するということも知られてきておりまして、日本の周辺にも相当な賦存量があるというふうに知られておりますけれども、こうしたメタンハイドレートの存在量の把握でございますとか、そもそもこういうメタンハイドレート層がどんな安定性を持っているかといったことについての解明にも、これは大きく貢献